レーシックは、レーザーを角膜に照射して、屈折力を調整することで乱視・遠視・近視を矯正する画期的な眼科手術です。手術後から、コンタクトレンズやメガネが不要となり、快適な裸眼生活を送ることができます。

レーシックはこんな手術

手術ではフラップと呼ばれるフタを初めに作成します。角膜の上層部であるフラップをめくり、その下にある角膜実質にレーザーを当てて屈折力を調整します。

角膜というのは眼の一番外側にあり、光を取込む役割を担っています。光が水晶体や角膜を通過する時の屈折力が、弱かったり強かったりすると、眼の奥にある網膜に焦点を結ぶことができません。そこでレーシックでは、網膜に正しく焦点を結べるように、角膜にレーザーを照射して形を変化させます。

レーシックの歴史

屈折矯正手術が発見されたのは、1860年代のことです。ある患者の眼に入ったガラスの破片を、取り除いた時に近視が正視化できたことを発見し、それがキッカケとなって、角膜の形を変化させて光の屈折を矯正し視力回復へと導く手術方法の研究が開始されました。

レーシック手術で使用するエキシマレーザーは1976年にIBM社によって開発されました。当初は半導体などの基盤加工等に利用されてました。1980年代にはエキシマレーザーを使用した屈折矯正手術の研究が進み、フラップを作らず角膜表面にエキシマレーザーを照射するPRKが行われるようになりました。

レーシックは、イオアニス G パリカリス博士(クレタ大学学長)により発案され、1990年にギリシャで世界初の手術が行われました。アメリカでは1995年にアメリカ食品医薬品局がエキシマレーザーの使用認可を出し、1998年以降にはレーシックが屈折矯正手術のメジャーとなります。日本では、エキシマレーザーが平成12年1月に厚生労働省によってその使用が認可されました。また安全性が認められたことで広まっていきました。

レーシックの向き不向き

レーシックに向く方
  • ドライアイや美容上の理由からメガネやコンタクトレンズを利用したくない方
  • 近視や遠視で日常生活が不便な方。ただしメガネやコンタクトレンズは利用したくない方
  • 職業上、メガネやコンタクトレンズでは不都合を感じられる方
  • 視力の悪さが要因と考えられる肩こりや眼精疲労を感じられている方

長期的に見ると、使い捨てコンタクトレンズを使い続けるよりも、レーシックを受ける方がエコノミカルです。ただし、レーシックをおすすめできないケースもございます。

レーシックに不向きな方
  • 18歳未満で、視力がまだ不安定な方
  • 眼疾患がある方(結膜炎、網膜剥離、白内障、緑内障、などの疾患をお持ちの方はレーシックが受けられないケースがあります)
  • 近視度数に対して角膜が薄い方、角膜形状不正の方
  • 内科的疾患がある方(肝炎、膠原病、糖尿病などの疾患をお持ちの方はレーシックが受けられないケースがあります)
  • 妊娠・授乳中の方

※いずれのケースも、適応検査で問題がなければレーシックを受けられます。まずはお気軽に医師またはスタッフにご相談ください。

白内障手術後のレーシック

白内障手術後の視力の不満を解消します。

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